『子どもとメディア』について
子どもが一日中テレビ、ビデオ、ゲームをすることは本当はよくないだろうと私たちはみんな理解していると思いますが、なかなかそのようにできないのが現実ですね。
子どもへのメディアの影響に関して非常に危機感を感じている日本小児科医学会は『子どもとメディア』の問題に対する提言（UMIN 404 Page not found）を発表しています。
このインターネットもメディアのひとつで将来はテレビに代わるものになるかもしれないと言われています。今日ニュースで『菅義偉総務相は、ＮＴＴドコモやＫＤＤＩ、ソフトバンクモバイルの携帯電話3社の社長を総務省に呼び、未成年者が有害サイトに接続できないようにする取り組みを強化するように要請した。』と報道されていましたが、インターネットや携帯のサイトはテレビと違い内容に全く規制がありません。
子どもたちがこのブログに親しみを感じ『家で見てるよ』と時々言って来てくれるのですが、このようなニュースを聞くとすこし複雑な気持ちになります。子どもたちは大人と違い、メディアから流れてくる情報を適切に取捨選択するにはやはり『まだまだ未熟』です。
万一、ご家庭でインターネットが子どもだけで自由に閲覧できる状態でしたら、今後小学校、中学校と成長していく子どもたちにインターネットへの接し方を教えるために、幼稚園のいまから親の目の届くところでメディアに接するというルールをつくられてはいかがでしょうか。
これからは私たち大人も体験したことがないようなメディアに囲まれた社会状況になると思いますが、子どもたちにはなんとかメディアを害のあるものではなく有効な手段として使いこなせるようになってほしいと心より願っています。
くずはローズ幼稚園（の）
